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MDNS(MDNS)プロジェクト概要と投資評価

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IMOプロジェクトの解説
IMOプロジェクトの解説

MDNSは、ハッシュベースで通信をする分散型ファイルストレージや分散型Webに対し、人間が理解しやすいドメイン名を付加するためのシステムをつくるプロジェクトです。

MDNSの公式情報

MDNS 公式サイト

MDNS ホワイトペーパー

MDNSの概要

MDNSの概要は、以下のビデオから理解することができます。

ご覧になると判りますが、ビデオの内容はインターネット通信の基礎知識がないと理解するのが難しめの内容になっています。ここからは、その点も踏まえて解説していきます。

現在のインターネットでは、情報は特定のサーバーに保管され、そこにアクセスするためにはIPアドレスが必要になります。例えば、当メディアの場合は、”157.7.107.55″のIPアドレスにアクセスすることで、このページが表示できています。

しかしながら、直接IPアドレスでアクセスするのは人間にとって判りにくいため、DNS(Domain Name System)で提供されるドメイン名を使用します。当メディアの場合は、”www.imo-fan.net”というドメイン名を使用しています。

つまり、Webページにアクセスする場合は、DNSが「”www.imo-fan.net”のIPアドレスは”157.7.107.55″だ」という処理を行うことにより、最終的にWebページを表示することができるというわけです。

しかし、これらのIPアドレスもドメイン名も、すべて特定の組織が管理しています。現在、これらを世界的に管理しているのはICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、アイキャン)と、ICANNから委任を受けた管理組織になります。インターネットは中央集権的な仕組みということです。

これに対して、最近登場したのが、分散型の通信プロトコルです。例えば、インターネット上の不特定多数のユーザーが自分のストレージの空き容量を提供して、それを利用してWebサービスを立ち上げることが可能になっています。これを分散型ストレージや分散型Webといいます。これらの仕組みでは、強固なデータの真正性を必要とするため、ベース技術にブロックチェーンが用いられることが多々あります。

分散型ストレージや分散型Webでは、通信のためにIPアドレスを使うと不都合であるため、ランダムな文字列であるハッシュアドレスを使用します。もちろん、このハッシュアドレスも人間にとって判りにくいものになります。そこで必要なのがドメイン名です。しかし、従来のDNSを使用することができないので、新たなドメイン名の仕組みが必要になります。それがMDNS(Multi Decentralized Domain Name System)になります。

MDNSでもDNSと同様に、「”imo-fan.dweb”のハッシュアドレスは”0x732090822621d80be18193efc5635e245ce17f8a”だ」という処理を行うことにより、人間でも判りやすい通信を実現させます。

少し長くなりましたが、ここまでの内容を整理すると、次のようになります。

従来のインターネット

  • 通信に使用するアドレス:IPアドレス(IPv4 / IPv6)
    • 例(IPv4):157.7.107.55
    • 例(IPv6):2404:1a8:7f01:b::3
  • 人間が判りやすくするための手段:DNS
    • 例:www.imo-fan.net

分散型インターネット

  • 通信に使用するアドレス:ハッシュアドレス
    • 例:0x732090822621d80be18193efc5635e245ce17f8a
  • 人間が判りやすくするための手段:MDNS
    • 例:imo-fan.dweb

MDNSでは、クロスチェーン技術により、Ethereum、IPFS、IPWebのような複数のブロックチェーン、ブロックチェーンベースの分散型ストレージに対応します。

MDNSで使われるコイン

MDNSでは、コインとして MDNT(Multi-Decentralized Domain Name Token)を使用します。総発行数は 500,000,000 MDNT になります。

MDNSのメインネットが稼働開始する前には、ERC20規格で発行され、後にメインネット用のネイティブコインに1対1の比率でスワップされます。

ホワイトペーパーに具体的な言及が無いものの、IMOが行われているERC20規格のMDNSトークンとMNDTの総発行数が一致していることから、MDNSトークンはERC20規格で発行されたものを指すと思われます。

MDNTは、MDNSネットワークを維持するノードへの報酬、ドメイン名の報酬や取引、取引時のGASなどに利用されます。

MDNSのロードマップ

2019年

  • ホワイトペーパーリリース
  • 基礎技術のテストと検証
  • Ethereumベースのトークン発行

2020年Q1-Q2

  • MDNSメインネット稼働
  • MDNSグローバルノード開始
  • 一部のドメイン登録とサブスクリプションを開始

2020年Q3-Q4

  • MDNSアプリケーション提供(ウォレット、OTC取引、ドメイン名管理、ドメイン名登録)
  • ドメイン名の登録とサブスクリプションの拡充
  • ドメイン名使用スキームのリリース

2021年

  • ドメイン名の登録とサブスクリプションの拡充
  • ドメイン名取引モジュールのオンライン公開
  • より多くの製品とサービスのリリース

筆者の投資評価

<2020年1月時点>

香港で起きているデモ活動からも見るように、人々の言論や思想の自由を確保するには、究極的には中央集権体制に囚われない分散型の通信手段が使われるのは必然だと思われます。

MDNSのプロジェクトの性格を考えると、時流に乗っており、これから必要とされる技術ということは間違いないことでしょう。

しかしながら、プロジェクトが必要だからトークン価格が上がるとは限りません。

Web運用をしたことがある方であれば、ドメイン名の相場観はご存知だと思われますが、ドメインの種類によるものの、1ドメインあたり年間500ー10,000円程度のコストがかかります。

実際の運用を考慮すると、価格変動リスクがあるトークンをたまに発生する支払いのために継続して保有しておくのはリスクがあります。そのため、支払い時だけにトークンを調達すれば事足ることになります。

多くの人が、必要なときだけにトークンを確保するという利用をする場合、トークン価格は上がりにくくなります。

また、SNSアカウントが全く稼働しておらず、現状でマーケティングを行っているようには見えないため、人々の認知度はほぼ無いに等しいといえます。

上記を総合すると、MDNSのトークンは長期保有は適さないと判断できます。もし、価格が上向いているとしても、短期目線で見るのが妥当なところです。

上記は筆者の考えであり、当然ですが投資に100%確実というものは存在しません。トークンに投資をする際は、くれぐれも自己責任のもと、生活に支障が出ない範囲の資金にとどめるようにしてください。

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